2017年に「35億」のフレーズと洗練されたキャリアウーマンネタで日本中を席巻した「ブルゾンちえみ with b」。お笑い界に突如として現れ、圧倒的な存在感を放った彼女と、両脇を固めたブリリアン(ダイキ、コージ)によるユニットは、当時のトレンドの象徴となりました。しかし、突如としての芸人引退や海外留学を経て、現在はどのような道を歩んでいるのでしょうか。
本記事では、当時の爆発的なブレイクの背景から、惜しまれつつも選んだ転身の経緯、そしてイタリア留学や現在の活動に至るまでの歩みを徹底的に解説します。
ブルゾンちえみ with bのブレイク背景と社会現象の全貌
「ブルゾンちえみ with b」というユニットが誕生したのは2016年末のことです。お笑いタレントとして活動を始めたブルゾンちえみが、オーディションの際に「35億」という強烈なインパクトを残すフレーズを思いついたことからすべてが始まりました。
後ろで無言で佇みながら、絶妙なタイミングでポーズを決める「with b」ことお笑いコンビ・ブリリアン(コージ、ダイキ)のスタイリッシュな演出も相まって、ネタは瞬く間にテレビ各局で引っ張りだことなりました。女性の共感を呼ぶ自立した生き様をユーモラスに描いたスタイルは、当時の流行語大賞にノミネートされるほどの社会現象に発展しました。
ブリリアン解散と芸人引退:2020年の大きな転換点
飛ぶ鳥を落す勢いだったブルゾンちえみですが、頂点を極めた後も自身の表現や生き方について深く模索し続けていました。そして2020年3月末、所属事務所を退所するとともに、芸人「ブルゾンちえみ」としての活動にピリオドを打つことを決断しました。
その後は本名である「藤原史織」として新たなスタートを切り、with bとして苦楽を共にしたブリリアンもそれぞれの道を歩み始めることとなりました。表舞台からの突然の撤退ではなく、自らの意思で次のキャリアへと舵を切ったこの決断は、多くのファンや関係者に大きな衝撃と驚きを与えました。
海外留学(イタリア)と激動のコロナ禍での模索
芸人を引退した藤原史織が次に見据えたのは、以前から熱望していた海外への挑戦でした。特にイタリアへの語学留学や海外生活は、彼女の人生観を大きく変える経験となりました。
しかし、留学の時期は世界的な新型コロナウイルスの感染拡大と重なり、予定通りにいかない困難な状況も多々ありました。そんな中でも、オンラインを通じた発信や、自身の内面と向き合う日々の記録を続け、既存の芸能界の枠に囚われない独自のライフスタイルを確立していくことになります。
ブルゾンちえみ with bの軌跡と現在の活動比較
ここで、ブレイク期から現在に至るまでの変遷を整理します。
| 時期 | 主な活動・状況 | トピックス・背景 |
|---|---|---|
| 2016年〜2017年 | お笑いタレントとしてのブレイク期 | 「35億」が流行語に。ブリリアンとの「with b」でテレビ番組を席巻。 |
| 2018年〜2019年 | メディア出演と自己表現の拡張 | 24時間テレビのマラソンランナーを務めるなど、マルチに活躍。 |
| 2020年4月〜 | 事務所退所・芸人引退 | 本名「藤原史織」へ改名。海外留学への挑戦と新たな道へ。 |
| 2021年〜現在 | 表現者・クリエイターとしての活動 | イタリア留学、環境問題、アート、自身のラジオやSNSを通じた発信。 |
現在の活動と表現者としての現在地
2026年現在、藤原史織として活動を続ける彼女は、テレビのバラエティ番組を中心とした生活からは離れ、より自分らしい表現を追求しています。
ポッドキャストや自身のSNS、執筆活動などを通じて、ジェンダー観や環境問題、サステナブルなライフスタイルについての発信を行っており、かつての「キャリアウーマン」のイメージを地で行くように、自立したプロフェッショナルとしての道を歩んでいます。ファンからは「あの頃の勢いも好きだったけれど、今の自然体な姿も魅力的だ」と、変わらぬ支持を集めています。
【ブルゾンちえみ with b】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ブルゾンちえみは現在、芸能界を完全に引退したのですか?
A1:お笑いタレントとしての「ブルゾンちえみ」名義や従来の事務所所属での活動は終了していますが、現在は本名の「藤原史織」として、執筆、ラジオ、音声配信、表現活動などをご自身のペースで続けています。
Q2:with b(ブリリアン)の2人は現在何をしているのですか?
A2:ブリリアンは2020年3月にコンビを解散しています。コージ(現:コージ・トクダ)さんはアメリカンフットボール選手およびタレントとして活動しており、ダイキさんは別の分野でそれぞれの道を歩んでいます。
Q3:ブルゾンちえみが海外留学した国はどこですか?
A3:イタリアを中心に海外へ赴き、語学や現地の文化、アートに触れる生活を送っていました。コロナ禍の影響を受けながらも、現地での経験が現在のライフスタイルの大きな基盤となっています。
ブルゾンちえみ with bとして時代を駆け抜け、トップの座から自らの意志で華麗に身を引いた彼女の決断は、現代における「キャリアの築き方」の多様性を体現するものでした。
過去の栄光にとらわれず、自分が本当にやりたいことや大切にしたい価値観を優先して生きる姿は、多くの人々に刺激を与え続けています。今後も藤原史織としてどのような表現やメッセージを届けてくれるのか、その動向から目が離せません。